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2026.08.17
実家じまいは何から始める?売る・貸す・残すの前に整理したい4つのこと

こんにちは。岡山駅西口エリアを中心に、岡山市内の不動産に関するご相談を承っているフクシマ宅建です。
「そろそろ実家をどうにかしないといけない」
「親が元気なうちに、家のことを考えておいた方がいいのでは」
そう思っていても、いざ考え始めると、
「売った方がいいのか、残した方がいいのか分からない」
「何から手をつければいいのか分からない」
という方は少なくありません。
結論からいうと、実家じまいで最初にすることは、売却を決めることではありません。
まずは、
○ 今後、その家を使う人がいるか
○ 現在どのくらいの価値があるか
○ 持ち続けるとどのくらいの負担があるか
○ 家族はどうしたいと考えているか
この4つを整理します。そのうえで、「売る・貸す・残す」を比較していくことが大切です。
今回は、「実家じまいを考え始めたけれど、何から始めればいいか分からない」という方に向けて、その整理の順番をご紹介します。
実家じまいとは、家を「売ること」だけではありません
「実家じまい」という言葉を聞くと、「実家を売ること」をイメージされる方も多いかもしれません。
しかし、実家じまいとは、家を手放すことだけを指すわけではありません。
○ 売却して現金化する
○ 賃貸として活用する
○ 管理しながら保有し続ける
○ 将来のために整理だけしておく
どれも実家の今後を考える上での選択肢です。
大切なのは、「いますぐ売る」と決めることではなく、これからその家をどうしていくのかを整理することです。
特に、これまで住んでいた実家には、家族の思い出や思い入れがあることも少なくありません。
だからこそ、いきなり「売る・貸す・残す」を決めるのではなく、まずは今の状況を整理するところから始めてみましょう。
まず考えたいのは「これから、その家を使う人はいるか」
実家の今後を考えるとき、最初に確認しておきたいのはシンプルな問いです。
「これから、その家を使う人はいますか?」
例えば、
○ 親御様が今後も住み続ける予定がある
○ 子どもが将来戻ってくる可能性がある
○ 子どもや孫が将来使う可能性がある
○ 今は空き家だが、一時的なものなのか、長期的なものなのか
といったことを、ご家族で一度確認してみます。
「誰かが使う予定がある」のであれば、すぐに手放さず、しばらく様子を見るという選択もあります。
一方で、「誰も使う予定がない」「管理だけが続いている」という状態であれば、次のステップへ進んで考えることで、ご家族の負担を減らせる場合があります。
ここでは、まだ結論を出す必要はありません。まず「今どういう状況なのか」を家族で共有することが第一歩です。
次に「家の状態」と「持ち続ける負担」を確認する
使う人がいるかどうかが整理できたら、次は家そのものの状態と、保有を続けた場合の負担を確認します。
【家の状態について】
○ 建物の傷みや雨漏りはないか
○ 庭木や外回りの管理はできているか
○ 荷物や残置物はどのくらい残っているか
○ 修繕が必要な箇所はないか
【持ち続ける場合の負担について】
○ 固定資産税は年間いくらかかるか
○ 草刈りや清掃にどのくらい費用がかかるか
○ 修繕や設備交換にどのくらい費用がかかりそうか
○ 遠方に住んでいる場合、管理のための交通費や時間はどのくらいか
不動産は、使っていなくても一定の費用と手間がかかります。
「持っているだけならお金はかからない」と考えるのではなく、保有するコストと不動産としての価値を一緒に考えることが大切です。
また、管理の負担は数字だけでは表しにくいものです。
遠方に住むご家族が、定期的に実家へ通って草刈りや清掃を続けているケースもあります。
「管理のために時間を使っている」ということも、実家を持ち続ける上での大切な負担の一つです。
もう一つ大切な「家族はどうしたいと考えているか」を確認する
そして、もう一つ大切なのが「ご家族がどう考えているか」です。
「思い出があるから残したい」
「誰かが使う可能性がある」
「管理の負担を考えると手放したい」
それぞれの考えが違うこともあります。
実家じまいは、不動産だけの問題ではありません。
ご家族で「これからどうしたいのか」を話しておくことも、大切な整理の一つです。
ここまで整理してから「売る・貸す・残す」を考える
家の状態、保有する負担、そして家族の意向が整理できたところで、はじめて「売る・貸す・残す」の比較が意味を持ちます。
【売る】
今後誰も住む予定がなく、管理の負担をなくしたい場合には、有力な選択肢です。
売却して現金化することで、複数の相続人で分けやすくなる場合もあります。
売却方法にも、仲介による売却や不動産会社による買取などがあります。
【貸す】
立地や建物の状態によっては、賃貸として活用できる場合があります。
家賃収入を得ながら不動産を所有できる一方で、修繕や入居者対応などの管理も必要になります。
管理が難しい場合は、不動産会社に賃貸管理を依頼する方法もあります。
【残す】
今後使う予定がある、家族の気持ちの整理がついていない、土地として保有する意味があるなどの場合には、そのまま所有を続けることも選択肢です。
ただし、「残す」と決めたのであれば、誰が管理するのか、費用をどうするのかまで考えておく必要があります。
ここで大切なのは、「とりあえずそのままにしている」のか、「残すと判断して所有している」のかは違う、ということです。
どの選択が正解なのかは、ご家族の状況や不動産の状態によって変わります。
だからこそ、最初から答えを決めるのではなく、判断材料を揃えることが大切なのです。
相続が絡む場合も、まずは「今の状況を知ること」から
実家じまいを考えるきっかけの一つに、相続があります。
相続が発生してからではなく、元気なうちに不動産の価値や財産の内容を把握しておくと、ご家族での話し合いがスムーズになります。
相続税や登記などの専門的な手続きについては、提携する税理士・司法書士(初回相談無料)をご紹介できますので、ご不安な方はお気軽にご相談ください。
まだ売らなくていい。「今の状態を知ること」から始めましょう
「整理しようとは思うけれど、自分たちだけでは判断しにくい」
そんな場合は、第三者に現状を確認してもらうことも一つの方法です。
例えば、
○ 今の不動産の価値はどのくらいか
○ 売却した場合、どのくらいの価格が見込めるか
○ 賃貸として活用できる状態か
○ 今後の維持コストはどのくらいになりそうか
こうした情報を把握するだけでも、「売る・貸す・残す」の比較がしやすくなります。
査定を受けることは、売却を決めることではありません。
「自分たちが持っている不動産は、今どのくらいの価値があるのか」を知ることで、「売る・貸す・残す」を考えるための材料を増やすことができます。
「まだ売るかどうかも決めていない」という段階でも構いません。まずは今の状況を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ|実家じまいは「整理すること」から始まります
実家じまいは、最初から「売る・貸す・残す」を決めることではありません。
まずは、
○ 誰かが使う予定があるか
○ 現在どのくらいの価値があるか
○ 持ち続ける負担はどのくらいか
○ 家族はどうしたいと考えているか
を一つずつ整理してみましょう。
そのうえで、残すのか、貸すのか、売るのかを比較すればよいのです。
フクシマ宅建では、岡山市内の不動産について、売却だけでなく、賃貸・管理・相続前の不動産整理まで幅広くご相談を承っています。
「まだ売るかどうか決めていない」
「子どもに残した方がいいのか分からない」
「まず現在の価値だけ知りたい」
という段階でも構いません。
相続や実家じまいで慌てて判断するのではなく、選択肢があるうちに、まず今の状況を整理してみませんか。
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【この記事を書いた人・監修】
売買担当:岡田・桑田

■ 保有資格(岡田)
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
■ 保有資格(桑田)
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